予防歯科の重要性

インフルエンザに歯周病菌が関係するのはご存じですか。

歯周病菌が出す酵素は、インフルエンザウイルスの粘膜からの侵入をさせやすくすることが分かっています。

つまり、口の中が不潔な状態が続く(歯周病菌が増える)と、インフルエンザにかかりやすい体の状態を作ってしまうというわけです。

従って、インフルエンザの予防には、手洗いやうがいをすることに加え、口の中を清潔にしておくことも有効、というわけです(新型コロナウイルスについてはまだ不明です)。

その他にも歯周病菌が関連する全身の病気には、糖尿病、心疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎などが分かってきています。

妊娠には低体重児出産や早産とも関連しています。

このように、歯周病を予防することが全身の生活習慣病等を予防することにつながります。

ぜひ、口の健康から始まる体の健康について考えてみませんか。

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